Machine Morning

機械学習やWebについて学んだことを記録しています。

パーティションとは

パーティションはハードディスクのストレージを分割したもので、実際には一つのハードディスクが2つ、3つあるように使うことができる。それぞれのパーティションは他のパーティションに影響を与えない。すなわち、いずれかのパーティションに障害が生じても他のものは守られるなどのメリットがある。 一つのマシンに複数のOSを入れる場合などに使われる。例えば、macには通常MacOSしか入っていないが、同じマシン上にLinuxを入れたい場合などにハードディスクをそれぞれのパーティションに分割してOSを分けて入れるとよい。不具合などの理由でOSの再インストールをする場合、複数のパーティションに分割していればOSがインストールされているストレージ(パーティション)の消去だけで済むからである。同じストレージ(パーティション)に複数OSをインストールすることが可能か確認していないが、できてもいずれかのOSの再インストールをしたい場合にもう一方のOSも消去されてしまうため、OSごとにパーティションを分割すべきである。 同様に、システムの保存領域とデータの保存領域は分けて使ったほうがシステムに不具合が生じた場合に簡単にOSを再インストール可能だ。

macの場合ディスクユーティリティから簡単にパーティションを分割することが可能である。

swap partitionとは

たくさんのアプリケーションを立ち上げたりプロセスを実行したりするためにはその分メモリが必要である。しかし実際には、搭載しているメモリ容量以上にアプリケーションを立ち上げることが可能だ。それは、使われていないメモリの中身がメインメモリ上ではなく、HDDやSSDに保存されているからだ。このスワップされる領域には2種類存在する。

1つ目のスワップファイルは、メモリの中身をファイルに保存するものである。スワップ領域が必要な場合に、ファイルを作成するだけで即時にスワップ領域を確保することができる。 macでは、/private/var/vmスワップファイルが作成される。

2つ目のスワップパーティションは、スワップ先の領域をパーティションとして別のストレージに保存するものである。同一マシンに複数OSを入れている場合、スワップパーティションを共有することでハードディスクを節約することができる。

いずれもメインメモリが不足した場合に、仮想メモリとしてHDDやSSD上に移される。もちろん、スワップ領域に退避されたものはメインメモリと違い処理が遅くなる。